アゲハモドキ#8
本土亜種
Epicopeia hainesii hainesii Holland, 1889
アゲハモドキガ科
♀
長野県伊那市 2021.6.6 前翅長約32.2mm
有毒種に外見を似せたベイツ型擬態の代表格。
ウマノスズクサの毒素を蓄積している
ジャコウアゲハの♀を模しているという。
台湾亜種と中国亜種は翅の中心部が白っぽく、
より似ている。
本土亜種は有毒種ではないクロアゲハにも似ている。
林縁のミズキの葉上に静止していた。
♂の触角は櫛歯状、♀は歯牙状。
昼飛性だが灯火にもよく来る。
分布:北海道、本州、四国、九州(本土亜種)
対馬(対馬亜種)
台湾(台湾亜種)
中国(中国亜種)
成虫出現月:6、8
寄主植物:ミズキ、クマノミズキ、ヤマボウシ
♂
http://photozou.jp/photo/show/1433095/146175108
幼虫
http://photozou.jp/photo/show/1433095/241960930
ジャコウアゲハ
http://photozou.jp/photo/show/1433095/135724374
G0123-8
アルバム: 蛾・ツバメガ科・アゲハモドキガ科・イカリモンガ科
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コメント (2)
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ジャコウアゲハそっくりのガ
2021年7月3日 20:48 TAKESHI〜鉄道と競馬が好き〜 (157)
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TAKESHIさん
そうですね。大きさは大分違うのですが、鳥などは大きさの感覚が人間ほど厳密ではないのかもしれませんね。本種は何故かジャコウアゲハのいない北海道にも分布しています。2021年7月5日 00:19 monroe (30)
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