名鉄モ524+モ513揖斐線直通急行

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モ510形及びモ520形は名鉄美濃町線の前身、美濃電気軌道が製造した車両で、モ520形は1923（大正12）年、モ510形は1926（大正15）年製という、撮影当時でもかなり少なくなった大正生まれの電車ということでファンに人気があった。写真の先頭に写るモ520形はもともと木造車で、外板を鉄板に貼り替えたいわゆるニセスチール車となった。窓もアルミサッシ化されているが、窓割などに木造車の面影を色濃く残す貴重な存在であった。丸窓で人気のあった鋼製車のモ510と組んで揖斐線直通急行運用に使用され、路面区間用の折り畳みステップを装備し、社内は転換クロスシートとなっていた。モ520形は1988年に全廃されたが、モ510形は名鉄の600V線区が全廃となった2005年まで現役で残った。

1984.5.3　名鉄岐阜市内線　徹明町　YASHICA ELECTRO35 GX

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  さがみこ

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