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E52

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写真: E52

写真: E43

日本の電化黎明期に、鉄道省がサンプルとして海外から輸入した電気機関車のうちの1両。本機はスイス、ブラウンボベリ社から輸入した2両のうちの一つで、国鉄のED12を譲り受けたもの。2両とも西武に譲渡されたが、E51は廃車となり、E52が最後まで残り、引退後も横瀬に保管されている。スイス製の電気機関車としてはおそらくわが国唯一の貴重な存在であり、いかにも輸入機らしい長い庇や絞ったフロントデザインなどに特徴がある。本機は、モーターの両サイドに歯車装置を持ち、軸方向の力を相殺するという独特の動力伝達方式(ダブルヘリカルギア)を用いており、技術的にも興味深いものがある。

写真は、鉄道記念日のイベントで公開展示された時のもの。

1994.10.15 西武秩父線 横瀬 YASHICA ELECTRO35GX

タグ: 西武鉄道

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