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オルフェーヴル(5回中山8日 10R 第58回グランプリ 有馬記念(G?)出走馬)

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写真: オルフェーヴル(5回中山8日 10R 第58回グランプリ 有馬記念(G?)出走馬)

写真: ナカヤマナイト(5回中山8日 10R 第58回グランプリ 有馬記念(G?)出走馬) 写真: ウインバリアシオン(5回中山8日 10R 第58回グランプリ 有馬記念(GI)出走馬)

撮影場所:中山競馬場(千葉県船橋市古作1丁目1番1号)

撮影日時:2013年(平成25年)12月22日(日)午後2時44分頃

撮影地の天気:晴

使用カメラ:Sony Cyber-shot DSC-TX55

その他:この馬は土浦連続殺傷事件と秋葉原通り魔事件、そして北京オリンピックの年(2008年(平成20年))にこの世に生を受けたサレブレッドである。この馬の父はステイゴールド、祖父はサンデーサイレンス(父方)とメジロマックイーン(母方)、母はオリエンタルアート、祖母はゴールデンサッシュ(父方)とエレクトロアート(母方)である。主なG?勝鞍は2011年(平成23年)の皐月賞(東京競馬場)、日本ダービー(東京競馬場)、菊花賞(京都競馬場)、有馬記念(中山競馬場)、2012年(平成24年)の宝塚記念(阪神競馬場)、2013年(平成25年)の有馬記念(中山競馬場)である。この馬は東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞の3冠を達成、そして有馬記念でも勝って4冠馬になり、その年の年度代表馬になった。因みに阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)の年(1995年(平成7年))の年度代表馬はマヤノトップガンである。翌年の天皇賞(春)を惨敗した後、宝塚記念で復活V。ロンシャンの凱旋門賞では2度の2着、府中のジャパンカップでも2着、ロードカナロアがスプリンターズステークス終了後にシャティンの香港スプリントでの引退を決めた中、この馬も凱旋門賞終了後に有馬記念での引退を決め、同競走でも勝ち有終の美を飾っている。ゴール直後、ラジオNIKEEI舩山陽司アナウンサー(埼玉県志木市出身)は「何と言う強さ、全く問題にしませんでした!!」と、フジテレビ青嶋達也アナウンサー(静岡県浜松市出身)は「誰も追いかけてこない。追いかけられない。追いつけない」と叫んでいる。引退式はこの日に開催され、12万人中6万人が中山競馬場に居残りし、「オルフェ、有り難う!!」と叫ぶファンも少なく無かった。そして有馬記念翌日(12月23日(月・祝))に競走馬登録を抹消されて正式に引退する。引退後は世界のロードカナロアや2010年(平成22年)のダービー馬エイシンフラッシュと共に社台グループの一員である社台スタリオンステーション(JR北海道室蘭本線早来駅下車)繋養の種牡馬に登録され、その産駒は2017年(平成29年)の「第84回 東京優駿 日本ダービー(G?)」の翌週以降次々にデビューする予定。有馬記念で引退した馬のうち、勝って引退した馬はディープインパクト以来、7年ぶり。皐月賞、日本ダービー、宝塚記念、菊花賞、有馬記念をオルフェ産駒が勝てば父仔(おやこ)制覇になり、天皇賞(春)、凱旋門賞、ジャパンカップをオルフェ産駒が勝てば父の無念を晴らす事になる。ちなみにG?以外の重賞勝鞍は2011年(平成23年)のスプリングステークス(G?)と神戸新聞杯(G?)、2012年(平成24年)のフォア賞(G2)、2013年(平成25年)の産経大阪杯(G?)とフォア賞(G2)である。そして東京競馬の代替競馬翌日の2014年(平成26年)2月11日(火・祝)に種牡馬に登録されてからは初の展示会が社台スタリオンステーションで開催されている。ちなみに鞍上は同馬の母や震災の年の最優秀短距離馬カレンチャンにも騎乗した池添謙一(滋賀県出身)である。

【2018年(平成30年)6月9日(土)追記】
この馬の産駒であるラッキーライラックが2017年(平成29年)の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を、エポカドーロが2018年(平成30年)の皐月賞(GI)をそれぞれ優勝し、後者については父仔(おやこ)制覇をはたしている。

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